04年4月、第159回通常国会で承認された、子どもの権利に関する2つの議定書のうち、武力紛争への子どもの関与に関する子どもの権利条約の選択議定書 が8月2日批准されました。2002年に発効したこの議定書は、18歳未満の子どもの武力紛争への関与を防止し、被害者のリハビリテーションに向けた技術 協力を提供することなどを規定しており、8月3日現在、76カ国が加盟しています。締約国は、議定書発効後2年以内にその規定を実施するためにとった措置 を国連子ども権利委員会に報告し、その後は子ども権利条約に基づいて提出する定期報告に、この議定書の実施に関する情報を含めることになります。
(2004年08月01日 掲載)