共同通信によると、中国福建省などの農村部で、国策の「一人っ子政策」に反して第二子を産んだ疑いのある女性を拘束し、罰金を支払うまで収容する制度を地 方当局が実施しており、米人権団体「中国人権」(本部ニューヨーク)は「中国政府が黙認している」と批判しています。
福建省・雲霄県の馬鋪郷では「人口学校」と呼ばれる施設があり、関係者によると、20-30人が常に収容され、平均して20日間収容されているという。
この施設では、第二子を出産したことを認めない女性らへの尋問や医療検査が行われ、「違法出産」を認めて約1000元(約1万3500円)の罰金を払うまで原則として釈放が認められない。中国の農民の平均年収は約2600元で、1000元の罰金は大きな負担です。
出所:KYOO NEWS July 11
(2005年07月01日 掲載)