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在特会の京都朝鮮学校への街宣は人種差別‐最高裁判決(12月10日)

 人種差別的なヘイト・スピーチなどの攻撃で授業を妨害された京都朝鮮学園が「在日特権を許さない市民の会」(在特会)に損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁第3小法廷は12月10日までに在特会側の上告を棄却する決定をしました。1,220万円の賠償と校舎の半径200メートル以内の街宣活動禁止を命じた7月8日の大阪高裁判決が確定しました。
在特会のメンバーは2009年12月から2010年3月にかけて、当時京都市南区にあった京都朝鮮第一初級学校近くで3度にわたり拡声器を用い大音量で「朝鮮学校を日本からたたき出せ」「スパイの子ども」などと連呼するとともに、その様子を撮影した映像をネットの動画サイトで公開していました。
 
https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section3/2014/07/78.html
京都朝鮮学園に対するヘイトスピーチ、大阪高裁も「人種差別」と認定し在特会に賠償と街宣禁止の判決(2014年7月8日)ヒューライツ大阪

(2014年12月11日 掲載)