ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします
RINKなど市民グループ、新型コロナウイルス関連で多言語による情報発信
新型コロナウイルス(COVID-19)感染が続くなか、医療相談や政府の生活支援制度に関する情報へのアクセスが困難な外国籍住民のために、市民グループがウェブサイトやフェイスブックで多言語およびやさしい日本語による情報を発信しています。
2020年4月末から5月初頭にかけて開設された3つの情報サイトを紹介します。
<COVID-19相談と検査フローチャート>
外国籍住民が新型コロナウイルス感染症について正しく理解し、感染リスクを少しでも減らし、万が一感染した場合、相談や検査など、どのように行動すればよいのかについて示した情報。
言語:日本語、やさしい日本語、英語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語、中国語、マレー語、インドネシア語、タイ語、フランス語。
開設団体:特定非営利活動法人CHARM
<新型コロナ対策支援カード>
新型コロナウイルス感染拡大のなか、生活費の確保や家賃、公共料金の支払いなどが困難になった人、および事業者への支援の仕組みをビジュアルにまとめたカード方式の情報。
言語:5月7日現在、日本語、英語、フィリピン語、ポルトガル語、スペイン語、アラビア語。他の言語も追加予定。
開設者:永野海弁護士を中心とする市民有志。
<特別定額給付金の多言語案内>
外国籍住民を含む住民基本台帳に記録されている人を対象に、5月から1人につき10万円が支給される特別定額給付金の説明と申請書の多言語版。
言語:やさしい日本語、韓国・朝鮮語、スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、フィリピン語、英語、インドネシア語、タイ語、ネパール語、中国語。
開設団体:RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)