ヒューライツ大阪は、ウェブサイトの「資料館」の「主要な人権条約」のページに、国連が採択した人権条約の締約国数や日本の批准状況をまとめた「主要な国際人権条約と批准状況の一覧」を半年ごとに更新し掲載しています。このほど2022年4月1日現在の締約国数としてアップデイトしました。
前回更新の2021年10月1日以降、5つの条約および3つの選択議定書の締約国が増えています。
「強制失踪条約」はスロベニア、クロアチア、デンマーク、ルクセンブルクの4ヵ国が増えて締約国は68ヵ国になりました。「拷問等禁止条約」と「移住労働者権利条約」はチャドが締結し、それぞれ173ヵ国と57ヵ国に、「障害者権利条約」は赤道ギニアが加わり185ヵ国になりました。「無国籍の地位に関する条約」はフィリピンの締結で78ヵ国になりました。
「自由権規約第2選択議定書」(死刑廃止)はカザフスタンが増えて90ヵ国に、「拷問等禁止条約選択議定書」(拷問等禁止委員会)はラトビアの締結で91ヵ国に、「子どもの権利条約 武力紛争に関する選択議定書」はスリナムの締結で172ヵ国となりました。
資料として一覧表をご活用ください。ウェブサイトのトップページの左側のQuick Accessのセクションにある「人権関係諸条約一覧」をクリックすると開きます。
<掲載サイト>
https://www.hurights.or.jp/archives/treaty/un-treaty-list.html
主要な国際人権条約と批准状況の一覧(2022年4月1日現在)
(2022年04月04日 掲載)