03年6月16日からニューヨークで開催されていた、第2回「国連障害者の権利条約の提案を検討する特別委員会」は6月27日、条約草案を作成するワー キング・グループを設置する決定を採択して終了した。設置されるワーキング・グループは27名の政府代表、12名のNGO代表および国内人権機関に関する 調整委員会(ICC)に認可されている国内人権機関からの1名の合計40名によって構成され、04年の早い時期に会合を開催することになる。
政府代表は、アジアから7名、アフリカから7名、ラテン・アメリカおよびカリブ地域から5名、東ヨーロッパから3名、西ヨーロッパ他からは5名が選出さ れる。
NGOの代表は、発展途上国を含むあらゆる地域や障害の多様性を反映して選出されることが求められている。ワーキング・グループが作成する草案が、次回 の特別委員会に提出される。
(2003年06月27日 掲載)