開催中の国連人権委員会は、4月21日に、2004年末で終了する「人権教育のための国連10年」のフォローアップに関する決議を採択しました。決議案は 国連人権高等弁務官の「10年」に関する成果や今後の活動に関する報告などに留意し、「10年」終了以降も人権教育に関してグローバルな枠組みが必要であ ることを勘案して、国連経済社会理事会に対し、9月開会の第59回国連総会で2005年1月に開始して段階的に進める人権教育に関する「世界プログラム」 を宣言するよう提案するよう求めています。
またそのために、国連人権高等弁務官事務所にユネスコ、関連機関、政府やNGOと協力して第1段階(2005-2007)の3年間のプログラム案を作成し、第59回国連総会に提出するよう要請しています。
(2004年04月12日 掲載)