3月1日、ニューヨークの国連本部で、2005年1月からスタートした「持続可能な開発のための教育の10年(DESD)」キック・オフミーティングがア ナン事務総長らが出席して開催された。日本からも有馬朗人・首相特別代表が参加し、DESD提唱国として小泉首相のメッセージを披露し、ユネスコに DESD信託基金2億ドルを提供することを表明。
これにつづき、3月7日に東京で、「国連持続可能な開発のための教育の10年」キックオフミーティングがESD-J(持続可能な開発のための教育の10年推進会議)らが主催、外務省・文部科学省・環境省が後援して開催。ユネスコのアジア太平洋地域事務所長らが基調報告した。これは、国連本部でおこなわれたキックオフミーティングに続くもので、国及び地域レベルでは最初の取組みとなった模様。
なお、愛知万博にあわせて、来る6月27日に名古屋で「DESDアジア・太平洋地域キックオフミーティング(国際シンポジウム)」が開催の予定。
(2005年03月02日 掲載)