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南太平洋・ソロモン諸島のリーフ島で深刻な飢饉発生

  日刊ベリタによると、5月17日の南太平洋・ソロモン諸島の日刊紙ソロモン・スターは、住民数千人が飢餓に直面しているといわれる同国東部サンタクルズ諸島のリーフ島の状況について、人びとが「海産物やマングローブの果実などを食べてかろうじて飢えをしのいでいる」状況だと報じています。
  島ではタロイモ、キャッサバなどの根菜類がすべて不作となっており、わずかに収穫された根菜類も既に食べ尽くされているという。飢餓の原因については、昨年半ばから今年にかけて、干ばつとそれに続く一転しての多雨という異常気象が指摘されています。
  また、5月11日のソロモン諸島放送によると、同国の国家災害対策本部は、干ばつによって住民の飢餓が進行しているとされるテモツ州リーフ島に対し、食料 供給を行うよう政府当局に要請しました。同放送によると、政府当局は要請を受け入れる方針ですが、まだ内閣の承認を受けるための文書を準備中の段階だとい う。

出所:【日刊ベリタ】タロイモ、キャッサバ食べ尽くす リーフ島の飢餓の実態 (日本語)

(2005年05月04日 掲載)