アナン国連事務総長は7月28日、人権と多国籍や他の企業の問題に関する特別代表として、ジョン・ラギー・ハーバード大学教授を任命しました。
05年3月から4月にかけて開催された第61回国連人権委員会において、2年の任期で企業の人権に関する責任の基準を明らかにし、多国籍企業を規制する国 家の役割を検討し、企業活動による影響の評価方法を模索して、第62、および63回人権委員会に報告する独立専門家を任命するよう、事務総長に求める決議 を採択していました。
ラギー教授は国連のグローバル・コンパクト設立に関わり、03年7月からその特別顧問に就任していました。
出所:7月28日付国連プレス・リリース
参考:ヒューライツ大阪・ニュースインブリーフ(2005年4月)「第61回国連人権委員会が開催」
(2005年07月09日 掲載)