法務省入国管理局はこのほど2006年1月1日現在の「本邦における不法残留者数について」[PDF/145KB]を公表しました。それによると、前年同期比で13,554人減少し193,745人となり、過去最多であった1993年5月1日現在より104、901人の減少となっています。
同局はこの理由を、「安全・安心な社会を取り戻すという治安対策の観点から、平成16年からの5年間で,不法滞在者を半減させる」との政府目標に沿って実 施している水際における厳格な入国審査,関係機関との密接な連携による入管法違反外国人の積極的な摘発,不法就労防止に関する積極的な広報など、総合的な 不法滞在外国人対策の効果によるものと思われる、と分析しています。男女別では,男性は100,562人、女性は93,183人で、多い国籍別では韓国 (40,203人)、中国(31,074人)、フィリピン(30,777人)となっています。
出所:本邦における不法残留者数について(平成18年1月1日現在)[PDF/145KB] 法務省
(2006年04月03日 掲載)