日経新聞によると「カンボジアの旧ポル・ポト政権時代の大量虐殺を裁く特別法廷の裁判官に、野口元郎外務省国際法局国際法課検事(45)が内定しました。カンボジア政府が週内に正式承認する予定です。
特別法廷は国連が運営予算の4分の3にあたる4300万ドルを拠出し、日本は国連負担の半額を支援しており、野口氏は国連による候補で第一審の裁判官5人 の中の外国人枠2人に入る予定です。現在、フランスの支援により編纂された新しい刑法と刑事訴訟法が国会で審議中で、特別法廷の開廷は来春の見通しで す」。
出所:カンボジア特別法廷裁判官に野口氏 NIKKEINET (2006年4月16日)
参考:ポル・ポト派特別法廷設置に関する国連との合意文書をカンボジア下院が承認 ヒューライツ大阪・ニュースインブリーフ(03年10月)
(2006年04月11日 掲載)