06年9月18日から開催されていた第2回人権理事会は、11月6日、第2回を休会し、提出されていた決議案の採択を11月27日、第3回の開始直前に行うことを決めました。
今会期では、2006年3月に開催された第62回人権委員会に提出されていた、獲得別報告者や作業部会などの報告が検討され、それぞれについて政府代表や 特別報告者、国連機関などの対話が行われました。40件を越える決議案が出され、それぞれの採択に向け、非公式会合がもたれていましたが、それが長引いた ことから、5日には実質的に公式会合を開くことができませんでした。最終日と予定されていた6日、それぞれの決議案を十分に検討する時間がないため、11 月の第3会期の日程にそれらを検討し、採択することが決定されました。第3会期はその直後から開催される予定です。
参照:
・"Human Rights Council Decides to Defer Draft Proposals until 27 November" 国連人権高等弁務官事務所10月6日付プレスリリース (英語)
・"Council Monitor" International Service for Human Rights (英語)
参考:
『人種主義特別報告者』の日本報告書、9月の国連人権理事会でとりあげられる ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ (06年9月)
(2006年10月07日 掲載)