07年5月17日、国連総会は07年改選となる人権理事会のメンバー14カ国について、投票を行いました。06年に設立された同理 事会は、47カ国のメンバーから構成され、同年5月に総会において、メンバーを選出し ていましたが、一斉改選とならないよう、この最初の選挙の時のみ、くじで任期が1年、2年、3年の国をそれぞれ決めており、今回任期が1年となっ たメンバー14カ国について改選となりました。メンバー国は連続2期まで努めることができます。
アジアでは、バーレーン、インド、インドネシア、フィリピンが、1年任期となっており、カタール、インド、インドネシア、フィリピンが選出されました。日 本は任期2年のメンバーです。
人権理事会の第5会期は07年6月11日から18日に開催される予定で、主に、理事会の運営のルールづくりや、国連全加盟国の人権状況を普遍的に定期的に 検討する制度、特別報告者などの特別手続きなどについて検討される予定です。
参照:
・国連プレスリリース5月17日付 GA/10593 "In Two Rounds of Secret Balloting, General Assembly Elects 14 Member States to Three Year Terms on Human Rights Council" (英語)
・国連人権理事会のメンバー選出 ヒューライツ大阪ニュースインブリーフ (2006年5月)
参考:人権理事会 (国連人権高等弁務官事務所) (英語)
(2007年05月06日 掲載)