ネパールの暫定政府は2007年6月24日の閣僚会議で、当初6月に予定されていた制憲議会選挙を11月22日に行うことを決定しました。制憲議会 (497議席)では、新しい憲法の制定や王制存続の可否、共和制への移行などが重要な議題となります。ネパールの平和構築と制憲議会選挙の支援について は、国連が07年1月に国連ネパール政治ミッション(UNMIN)の派遣を決定しています(国連安保理決議第1740号)。日本も (UNMIN)に対し、非武装の自衛隊員を派遣しているほか、制憲議会選挙、緊急人道支援について総額約2,980万ドルの無償資金協力を実施していま す。
出所:
・REUTERS, "Nepal sets key national elections for November 22" (24 Jun 2007)(英語)
・外務報道官談話「ネパールにおける暫定政府の発足等について」 (平成19年4月2日)
参考:
・外務省「我が国の対ネパール平和構築支援」[PDF 14KB]
・ネパール-11月第3週までに制憲 議会選挙が決定 ヒューライツ大阪・ニュースインブリーフ(2007年6月)
(2007年06月21日 掲載)