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大阪市市議会、「慰安婦」問題について「河野談話」に代わる新たな談話の発表を求める意見書採択(9月9日)

大阪市議会は9月9日、「慰安婦問題」についての適切な対応を政府に求める意見書案を賛成多数で可決しました。意見書は、1.日本や日本人の名誉を回復するための国際社会への多言語による積極的な発信、2.正しい歴史認識を周知するための広報を推進と、教科書が史実に基づいて記述されるように対応、3.「慰安婦問題の経緯」の内容を踏まえた「新たな内閣官房長官談話」、すなわち1993年の「河野談話」に代わる新たな内容の談話の発表を求めています。
大阪市議会は2010年10月、日本軍「慰安婦」問題の早期解決に関する意見書を採択しています。
その意見書では、河野洋平内閣官房長官の談話に対応した政府の取り組みが何ら進展していないとの認識に立ち、河野談話に矛盾しないよう慰安婦問題の真相究明を行い、被害者の尊厳回復とともに、今日なお存在する女性への暴力・人権侵害の解決に向け、誠実に対応されるよう強く要望する、としていました。
今回の意見書は、「強制連行の信憑性を覆す朝日新聞の記事などを受けて」出されたもので、2010年の意見書を覆す内容となっています。
 
<出典>
http://www.city.osaka.lg.jp/shikai/page/0000281508.html
「慰安婦問題」に関する適切な対応を求める意見書(大阪市会)
平成26年(2014年)9月9日可決
http://www.city.osaka.lg.jp/shikai/page/0000097450.html
日本軍「慰安婦」問題の早期解決に関する意見書(大阪市会)
平成22年(2010年)10月13日可決

(2014年09月11日 掲載)