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大阪府、10月末まで大阪府内における「差別と思われる事例」を募集

 大阪府は、「何が差別にあたるのか」を明らかにするガイドラインの作成を検討しており、9月12日から10月31日まで「差別と思われる事例」を募集しています。
 大阪府は、2013年6月に障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)を受けて、「大阪府民の障がい理解の促進や障がいを理由とした差別の解消を推進する」ため、同年、「障がいを理由とした差別と思われる事例」を集め、2014年現在、「何が差別に当たるのか」をわかりやすく示すガイドラインの策定を検討しています。それと併せて、「障がい以外を理由とする差別の解消を推進するためのガイドライン」についても検討することとしており、そのための基礎資料とするために、大阪府内における差別と思われる事例を集めています。
 この募集では、差別の定義を決めて募集しているではなく、応募する人が差別だと思う内容を求めており、実際に差別を受けたこと、または差別を見たり聞いたりしたことでもよいとしています。情報提供は匿名で可能で、提供者が特定される住所や名前などを明記する必要はないとしています。以下のサイトに応募書式など要項が掲載されています。
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1419/00182044/101sanko.pdf
 大阪府は2014年7月、「大阪府差別解消に関する有識者会議」を設置し、人権相談機関ネットワークに加盟する団体をはじめとする団体などからヒアリングを行うとともに、今回あらたに差別の事例収集を行うことにしています。
 
<参考>
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/1419/00182044/101sanko.pdf
差別と思われる事例をお寄せください(大阪府)
 
http://www.pref.osaka.lg.jp/jinken/measure/sabetukaisyou.html
大阪府差別解消に関する有識者会議
 
http://www.pref.osaka.lg.jp/jinken/talk/network.html
大阪府人権相談機関ネットワーク

(2014年10月16日 掲載)