4月16日の本震と、その後の度重なる余震による大きな被害と長期化する避難生活への懸念が広がる中、4月20日に、「被災地障害者センターくまもと」の立ち上げが決定しました。同センターは、現地の障害者ネットワークを中心として被災地の障害のある人の支援を行うことを目的としています。ただし、支援を一本化することを目的とするのではなく、それぞれの団体ができない課題について情報共有を行い、個別の団体で解決できないことは被災地障害者センターが担うことを目指しています。現在、急務となっている障害のある人の安否確認を中心に活動を開始しています。
立ち上げ会議には、被災した障害のある人の支援を行う「ゆめ風基金」(大阪市)と、被災地で障害のある人や移動制約者への移動送迎支援を行う「ももくり送迎基金」(大阪市)の他、ヒューマンネットワーク熊本、熊本障害者労働センター、きょうされん熊本支部、手をつなぐ育成会、でこぼこライフデザイン、視覚障害者福祉協会、ふくし生協、熊本県発達障害当事者会、熊本県難聴協会などの団体が集まり、議論を重ねました。当面の間、事務局は熊本障害者労働センターが担います。詳細は、ゆめ風基金のブログをご覧ください。
<参照>
ゆめ風基金ブログ「平成28年熊本地震」
http://yumekaze21.blog39.fc2.com/blog-category-37.html
ゆめ風基金では救援金を募っています。
郵便振替口座00980-7-40043ゆめかぜ基金
※ゆうちょ銀行の振込取扱票の通信欄に「くまもと」とお書きください。
(2016年04月21日 掲載)