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G20首脳宣言に市民社会組織(C20)が緊急声明(6/29)
G20サミットが大阪で開催された6月28日~29日、市民社会組織からなるC20(岩附由香議長・ACE代表、三輪敦子共同議長・ヒューライツ大阪所長)は、サミットの会場となったインテックス大阪で国内外のメディアを対象に記者会見を行い、市民社会からの緊急声明を発信しました。
C20は、G20の公式のエンゲージメント・グループのひとつとして活動しており、世界の市民社会組織がG20に対して抱く関心事項を伝えるためのフォーラムを提供しています。2019年4月21日~23日、世界各国の市民社会組織の代表が東京に集まり、地球規模の課題について議論する「C20サミット2019」が東京で開催されました。
今回、C20は6月28日のG20会合の開始にあわせて開いた記者会見で、C20サミットと6月25日・26日に開かれた大阪市民サミットによる政策提言の概要を紹介しました。
同日午後には、C20の気候・インフラWG(ワーキング・グループ)およびジェンダーWGが記者会見を行いました。
さらに、6月29日のG20首脳宣言の採択を受けて、C20は記者会見を開き、「待ったなし:G20は約束を実行に移すべき」という緊急声明を発表しました。声明では、「反腐敗」「教育」「環境・気候・エネルギー」「ジェンダー」「国際保健」「インフラ」「国際財政制度」「労働・ビジネスと人権」「貿易・投資」「デジタル経済」「市民から世界へ/市民社会スペース」の11課題に関して、具体的な解決策を提示し緊急に行動に移すよう要請しています。
<出典>
2019 G20サミット市民社会プラットフォーム
『C20政策提言書 2019』
<参考>
「G20大阪市民サミット」開かれる(6/25・26)