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「持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラム」の閣僚宣言採択を求め、市民社会組織が声明(7月30日)

 SDGsの進捗状況を検証し、各国で情報共有するために、毎年7月に開かれている国連の「持続可能な開発に関するハイレベル政治フォーラム」(HLPF)において、2020年(7月7日~16日)は閣僚宣言が採択されませんでした。今年のHLPFでは、COVID-19が健康、経済、福祉に与える影響と、社会の不平等が生んだ格差について議論されました。しかし、HLPF では何の合意も得られないまま閉幕し、閣僚宣言は8月末現在、採択される目途はたっていません。
そのような事態を受けて、国連の持続可能な開発プロセスの公式グループである「メジャー・グループおよびその他のステークホルダー」(MGoS)は7月30日、「市民社会は力強い閣僚宣言とSDGsへの体系的アプローチを要求する」というプレスリリース(声明)を発表しました。
 ヒューライツ大阪など3団体はこのほど、同声明を翻訳しました(訳文は添付ファイル)
MGoS 声明の翻訳20.07.30.pdf
 
【翻訳】
(一財)アジア・太平洋人権情報センター https://www.hurights.or.jp/
(一社)SDGs 市民社会ネットワーク https://www.sdgs-japan.net/
(特活)国際協力 NGO センター https://www.janic.org/
 
<出典>
http://www.womenmajorgroup.org/wp-content/uploads/2020/07/HLPF-2020-Press-Release-by-members-of-MGoS-1.pdf
Press Release : Civil society voices demand a strong Ministerial Declaration & a systemic approach to the SDGs  (30 July 2020)
 
<参照>
https://www.hurights.or.jp/archives/newsinbrief-ja/section4/2020/07/covid-19.html
COVID-19と人権パートナーシップ-「持続可能な開発に関する国連ハイレベル政治フォーラム」のサイドイベントから考える (堀内葵)

(2020年08月31日 掲載)