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ウィシュマさんの監視カメラ映像の全面公開を求め各地で集会、大阪では80人集まる(9/25)
名古屋出入国在留管理局で3月6日に死亡したスリランカ人女性、ウィシュマ・サンダマリさんに対する処遇をめぐる問題で9月25日、収容中の監視カメラ映像の全面公開を求める集会が市民のネットワーク「ウィシュマさん死亡事件の真相究明を求める学生・市民の会」により東京、名古屋、京都、大阪など全国各地で開かれました。
大阪では、「TRY(外国人労働者・難民と共に歩む会)」やSave Immigrants Osakaなど移住者を支援する団体のメンバーなど約80人の大学生や市民が集まり、大阪市役所前の中ノ島公園で集会を開き、西梅田公園までデモを行いました。
ウィシュマさんの妹二人が真相究明のため5月1日にスリランカから来日しましたが、そのうちワヨミさんは体調を崩し、日本滞在を続けることが困難になったため、9月23日に帰国しました。もう一人の妹ポールニマさんは日本に残り、出入国在留管理庁に対して収容中の監視カメラのビデオ映像(2月22日から3月6日までの13日分のデータ)の全面開示を要請するなど、ウィシュマさんの死の全容解明を引き続き求めていきます。出入国在留管理庁が8月に二人に開示した映像は、13日分の経過を編集した約2時間分のみでした。
<参照>
名古屋入管での死亡事件に関する報告書に対して移住連など4団体が抗議声明(8/17)