ヒューライツ大阪は、ウェブサイトの「資料館」の「主要な人権条約」のページに、国連が採択した各人権条約の締約国数や日本の締結状況をまとめた「主要な国際人権条約と批准状況の一覧」を掲載しており、毎年4月と10月をめどに更新していますが、このほど2024年11月1日現在の情報に更新しました。
前回更新の2024年4月1日以降、3つの条約および3つの選択議定書の締約国数が増えました。
「社会権規約」は、セントクリストファー・ネービスの締結により、締約国数は173になりました。「強制失踪条約」は、過去7か月間でバングラデシュ、コートジボアール、南アフリカ、タイの4か国が締結し76ヵ国になりました。「アパルトヘイト犯罪の禁止及び処罰に関する国際条約」が、南アフリカが加わり110ヵ国になりました。
死刑廃止を定めた「自由権規約第2選択議定書」は、コートジボアールの加入で91になりました。拘禁施設の訪問調査を実施する拷問等防止小委員会の活動を定めた「拷問等禁止条約 選択議定書」は、コンゴ共和国の加入により94になりました。
個人通報制度を定めた「障害者権利条約 選択議定書」は南スーダンが締結し107ヵ国になりました。
資料として一覧表をご活用ください。ウェブサイトのトップページの左側のQuick Accessのセクションにある「人権関係諸条約一覧」をクリックすると開きます。
<掲載サイト>
https://www.hurights.or.jp/archives/treaty/un-treaty-list.html
主要な国際人権条約と批准状況の一覧(2024年11月1日現在)
(2024年11月27日 掲載)