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国際人権ひろば No.88(2009年11月発行号)

特集:「移住」の視点からみる韓国・済州島スタディツアー Part4

スタディツアーの日程

8/25(火)

      
午前 ・関西空港発 → 済州空港へ(現地合流)

午後 ・セファリ(細花里)漁協の海女が経営する食堂へ(昼食)
    ・海女博物館を訪問
     チャ・ヘギョン(左恵景)研究員から館内の展示説明と
     「済州島の海女の歴史と現在」について講義を受ける
8/26(水)  午前 ・済州4・3平和公園を訪問
      スタッフに館内の展示説明と慰霊塔を案内してもらう。
    ・ソンアクサン(松岳山)の旧日本軍特攻用モーターボート格納庫跡を訪問

午後 ・ 「カマオルム平和博物館」を訪問(映像鑑賞、館内見学)
     イ・ヨングン(李英根)館長から坑道陣地跡をめぐりながら説明を受ける
    ・ アルトル飛行場跡、ソダルオルム虐殺事件慰霊碑(4・3事件)を訪問
8/27(木) 午前 ・済州島市内見学(「三姓穴」など)

午後 ・「社団法人済州外国人平和共同体」が運営する「済州移住民センター」を訪問
      キム・ジョンウ(金正祐)センター長から、活動紹介をうける。
    ・「済州平和人権センター」にて、関係者とツアー参加者との意見交流会
    ・「社団法人済州外国人平和共同体」傘下のスタッフや、
      外国人労働者との夕食交流会
8/28(金)午前 ・済州島見学(文化、歴史を学ぶ)
      ソンサンイルチュルボン(城山日出峰)、
      滝が海に直接落下するチョンバンポクポ(正房瀑布)、城邑民俗村、
      自然洞窟のマンジャンクル(万丈窟)などを訪問
夕方 ・済州空港から関西空港、成田空港などに向け帰国


スタディツアーを終えて


 今回のスタディツアーの事前学習会として、7月28日に開催した「国際人権わいわいゼミナール:韓国・済州(チェジュ)と日本のこの100年―なぜ大阪に済州島ルーツの人が多いの?」の講師として招いた立命館大学教員の文京洙(ムン・ギョンス)さんをはじめ、企画の段階からアドバイスをいただいた愛媛大学教員の伊地知紀子さん、高校教員の塚崎昌之さん、韓国の外国人移住・労働運動協議会(JCMK)など多くのみなさんの協力を得て、実施することができました。また、(社)済州外国人平和共同体とのプログラムでは、事務局長兼済州平和人権センター専従職員のホン・キリョンさんにお世話になりました。ここであらためて感謝を申しあげるとともに、こうしたネットワークを、移住者の人権の保障をめぐる協力の推進のために一層活用できるよう、ヒューライツ大阪として努力する所存です。
 なお、ヒューライツ大阪のホームページに、今回のスタディツアーの参加者からいただいたバラエティに富んだ感想を掲載する予定です。ぜひアクセスしてください(www.hurights.or.jp)。
(藤本伸樹、朴君愛・ヒューライツ大阪)