ヒューライツ大阪からのお知らせ
「人権を基盤とした司法へのアクセスのためのプログラム強化に関する会議」が2010年3月16～18日、マニラで開催された。「人権を基盤とした司法へのアクセスのためのアジア・コンソーシアム」（hrba2j-Asia）設立に向けた取り組みの一貫として行われたもので、フィリピンの最高裁判所事務局、フィリピン人権委員会、フィリピン大学人権研究所などを含む実行委員会が主催し、ヒューライツ大阪からジェフ・プランティリアが参加した。
政府機関や市民団体が集まるこの地域コンソーシアムは、司法へのアクセスに関するプログラムの作成や実施における人権を基盤とするアプローチの促進を図っている。その主要な目的は知識を共有し、地域や世界のベスト・プラクティスや改革のモデルを抽出し、ニーズに基づく、司法へのアクセスを促進するために人権の原則を活用する適切な資料を最終的に作成することである。今回はその準備会合であった。