ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします
国際人権ひろば No.107(2013年01月発行号)
ヒューライツ大阪からのお知らせ
インターンの紹介
エリサ・ソロモン(Elisa Solomon)
私は大阪大学法学部の交換留学生として、オーストラリアから参りました。オーストラリアのクイーンズランド大学では、法律と日本語を専門として2年間勉強し、これからは国際法の分野に入りたいと思います。大阪大学では、主に国際法、国際私法、国際関係論と専門日本語を勉強していて、できるだけ日本の政治や法制度について学び、将来はその知識を用いて国際的な弁護士になりたいと思います。人権の保護は現在重要な問題であり、知らないうちに侵害されることが多いため、私はさらに人権について学習し、どのように保護すればいいかを研究したいと思います。
私は2012年10月から13年2月までインターンとしてヒューライツ大阪に毎週一日来ています。『2012年版アジア・太平洋地域の人権センターのダイレクトリー』(英語版)の作成のために、国内や外国の人権センターと連絡をとり、プロファイルをアップデイトしています。また、人権に関する重要な判例を検索し、それを英語のウェブサイトに掲載できるように簡潔にまとめています。この作業を行いながら、部落差別や外国人に対する差別をはじめとする日本における人権問題、また他の国の人権問題、国連の人権保障システムなどについて学んでいます。