ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします
国際人権ひろば No.110(2013年07月発行号)
ヒューライツ大阪のお知らせ
インターンの紹介
ヘンリー・ドーリング(Henri Doring)
ドイツのゲーテ大学フランクフルトで法律を勉強して、2012年9月から大阪大学法学部に一年間の短期交換留学をしています。専門は民法ですが、大阪大学では、様々な分野の法律の授業もとって、日本における人権問題に興味を持ちました。たとえば、部落民差別や外国人研修制度における人権侵害が法律的にも社会的にも興味深い問題だと思います。
人権擁護に関わる仕事についてももっと知りたいと思って、一緒に大阪大学法学部で勉強していたオーストラリア人の留学生のエリサに「私、今人権センターでインターンしているけど、行ってみたらどう?」とヒューライツ大阪を勧めてもらいました。
今年の4月から7月まで、毎週火曜日にヒューライツ大阪に来ています。現在は、「ビジネスと人権」というプロジェクトの一環として、日本企業の人権との関わりを調査して、ケーススタディを行っています。また、企業による人権侵害とそれに対する法的救済について調査しています。
4ヶ月のインターンシップでは、人権についていろいろ学べましたし、ヒューライツの職員のみなさんにとても親切に歓迎していただきましたし、非常に良い経験でした。ドイツに帰った後でも、人権についてもっと勉強したいと思います。