ヒューライツ大阪のお知らせ
大学の学部に在籍していた頃から、平和や人権について興味をもっていました。そこで、平和構築に対して自分自身がどのような分野から貢献していけるかを考え、大学を卒業後、京都産業大学の修士課程で国際法と国際人権法を学びました。修士課程では国連を中心にした「国際人権基準」がどのように形成・発展されてきたかを研究し、人権の分野から平和構築に関わっていこうと結論付けました。
そして、2013年3月からヒューライツ大阪でインターンとしてお世話になっています。現在、私が主に担当しているのはウェブ・ページの「知りたい!人権Q&A」とそれに関わる用語の説明の充実化です。既に知っている用語について、いざ簡単な言葉を用いて説明しようとすると非常に難しいですが、その分やりがいを感じることができます。また、人権に関する情報をまとめて「ニュース・イン・ブリーフ」で時々、記事も書いています。
インターンで得た最も大きなことは能動的な姿勢です。誰かから仕事内容を与えてもらったり、インターンはこの仕事をしてくれ、と決められていません。「人権に関わる者として何ができるのか?」と扱ってもらえることは、勉強になるとともに、自分自身がどのような分野の人権に関わっていくかという再確認の作業にもなります。
また、職場の方々は人権に関する様々な仕事を経験されてきているので、将来の進路に関することなどの相談にのってもらうこともあります。
私は現在、パレスチナ問題とそれに関係する人権に関心をもっています。ヒューライツ大阪でのインターンの経験をいかして、パレスチナ問題から引き起こされている深刻な人権侵害に関わっていきたいと考えています。