No.175(2024年05月発行号)
人として♥人とともに
- 「損失と損害」基金へのジェンダー主流化
(三輪 敦子)
特集:公共から排除されるもの
- 「ジェントリフィケーション」という言葉を使いこなしていくために
(原口 剛) - 奪われゆく都市に抗う ベルリンにおけるジェントリフィケーションと抵抗
(金津 まさのり) - 大学キャンパスにおける表現の自由
(髙山 佳奈子)
人権の潮流
- 群馬の森朝鮮人追悼碑問題から学ぶ-追悼碑撤去の先にあるものとは?
(藤井 正希) - レイシャルプロファイリングの実態
(宮下 萌)
開催報告
- 「第1回トークdeじんけん 子ども「へ」から子ども「と」の社会へ~自分の住んでいる社会を子どもの権利条約を通して見つめ直す~」を共催しました(3/30)
ニュース・イン・ブリーフ
- 「障害者権利条約」の締約国が191ヵ国に:人権条約の批准一覧を更新(2024年4月1日現在)
- 育成就労制度の創設や永住資格の取り消しを盛り込む入管法改定案が国会へ(3/15)
ヒューライツ大阪のお知らせ
- 国内避難民の人権に関するダマリー国連特別報告者による訪日調査報告書(2023)の翻訳(訳:「活用する会」)を掲載しました
- 国立市の「人権・平和のまちづくりの総合的な推進を図るための基本方針」(2024年3月)にヒューライツ大阪の人権情報から2ヶ所が引用掲載
表紙の紹介
- 人種差別的な職務質問(レイシャルプロファイリング)の違法性を問う「人種差別的な職務質問をやめさせよう!訴訟」が2024年1月29日に提訴されました。 原告の一人マシューさんは、「来日以来、自宅前や職場のそばの路上、駅などにおいて、大小合わせると100回近く職務質問を受けており、1日2回の職務質問に遭ったことも4度ある」といいます。(ウェブサイト:http://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000128より)
レイシャルプロファイリングについての詳細は、本誌p12-13「レイシャルプロファイリングの実態」を参照。後列右から4人目が筆者。