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国際人権ひろば No.136(2017年11月発行号)

特集 人権につながる様々な教育の取り組み

特集 人権につながる様々な教育の取り組み

 国連が推進している「人権教育世界プログラム第3段階(2015-2019)の中間報告が、国連人権理事会に提出された。報告は各国からの情報がまとめられたものだが、残念ながら日本は報告を提出していない。昨今、アジアでも日本でも人権教育が低調の傾向にあるが、推進を阻む政治的・社会的な向い風が強まっているようだ。そういう中にあって、日本国内で、人権につながる様々な分野から最近の教育に関する取り組みや情報を紹介する。レイシズムに対抗するためのマイクロ・アグレッションを扱った教材開発、国際的なガイダンスをふまえた性教育、「持続可能な開発のための教育(ESD)の10年」以降の国際的枠組みの紹介と教育目標への提案である。