表紙の紹介
2020年に北京女性会議25周年を迎えるにあたり、アジア・太平洋地域における北京女性会議後25年の成果と課題を検討する会議が2019年11月にタイ・バンコクで開催されました。市民社会組織(CSO)によるCSOフォーラム(24日から29日)では、35カ国から300人を超える参加者が集い、女性の権利の現状に対し、「怒り」と「希望」と「行動」を語りました。とりわけトランスジェンダーや障害女性などマイノリティグループが存在感を見せました、政府代表による閣僚会合(27日から29日)では、CSOはオブザーバー参加でしたが、フォーラムの議論の結果を声明として発表するなどパワーを発揮しました。三輪敦子・ヒューライツ所長は、CSOの一員としてこの会議に参加しました。
参考:「人として(ハート)人とともに:北京+25に向けて」『国際人権ひろば』149号(2020年1月)
ESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)北京+25に関する
アジア太平洋閣僚会合(2019年11月)
シモノビッチ・女性に対する暴力に関する
国連特別報告者(中央)を囲んでのサイドイベント
会合に対する要望を読み上げる市民社会組織(CSO)のメンバーたち