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国際人権ひろば No.156(2021年03月発行号)

表紙の紹介

表紙の紹介

 CamASEANは、英語での正式名称は、“CamASEAN Youth’s Future”で、カンボジア・プノンペンで2012年1月に結成された人権擁護のための市民社会組織である。2012年にASEAN(アセアン、東南アジア諸国連合)のサミットがカンボジアで初めて開催された際、メンバーたちはASEANの役割の一つである「人権の保護促進」にかかわり、セクシュアル・マイノリティが声をあげる好機だと考えた。現在、多様な活動を展開しているが、今号の表紙では、村々を巡回しての展示イベントやストーリーテリングなどの啓発活動を紹介した。Facebookでは、カンボジアの複数の地方の言語で発信していて、映像、写真などで当事者の思いを知ることができる。
Facebook:https://www.facebook.com/groups/CamASEAN/
(※参照:ヒューライツ大阪の英語刊行物 “Human Rights Education in Asia-Pacific” vol.10(2021)の‘CamASEAN:Social Inclusion by Raising Awareness and Capacity of the LGBTQ’)
 

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上:カンボジアの市民社会組織、CamASEANが開催した
セクシュアル・マイノリティについての啓発のための
「Rainbow Life Museum Exhibition」と題した展示イベント
(コンポンチャム州、2019)
(写真提供:CamASEAN)

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下:若いセクシュアル・マイノリティやコミューン評議会のメンバーが
高齢の当事者カップルの語りを聞く。
(コンポンチュナン州のロンヴェク村、2019)
(写真提供:CamASEAN)