企業に人権尊重責任を求める「ビジネスと人権」の課題がますます重要になってきています。企業として人権課題に取り組むには、社員の理解と協力、つまり社内浸透とそのための人権研修が必要になります。人権研修の方法はさまざまですが、事業所が各所にちらばっている、時間と場所が限られている等の限定された条件の中で、eラーニングによる研修は一定の効果を見込むことができます。また、他の方法と組み合わせることで、さらに効果あるものとなります。
好評を得てきた冊子「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック」をベースとするこの人権eラーニング教材(日本語版/英語版)は、世界的に大きな流れとなっている「ビジネスと人権」の基本を分かりやすく学ぶツールです。
社内のeラーニングシステムであるLMS(ラーニング・マネジメント・システム)に組み込んで使う「SCORM版」と、イントラネット等を通じて一般的なブラウザ上で学ぶことのできる「HTML版」を用意しています。このeラーニング教材はHTML5に対応しており、Flash Playerは必要ありません(一部のブラウザを除く)。
■Introduction: 仕事から出発する~「ビジネスと人権」の考え方~
事業活動(仕事)を大きな流れとつながりの中で考えることの重要性を学びます。
■Section1:「人権」~企業の社会的責任と人権~
「人権」の基本と「ビジネスと人権に関する指導原則」を学びます。
■Section2:「職場」~働く人の人権~
職場の性差別、性的マイノリティの問題を通じて働く人の人権を学びます。
■Section3:「消費者」~消費者と人権~
「安全・安心」の大切さを通じて消費者の人権を学びます。
■Section4:「サプライチェーン」~グローバル化のなかの企業と人権
植物油脂(パーム油)の問題を通じてサプライチェーン上の人権課題を学びます。
※各Sectionの流れ(1つのSectionは概ね15分~20分程度で修了可能)
eラーニング特設サイトで内容をご覧になれます。日本語版Section4の製品版の試行もできます。
購入検討段階では、ご要望に応じて、製品版の内容全体を社内で閲覧・操作していただくことも可能です。
「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック」(第三版)についてはこちらをご覧ください。