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「じんけんシネマ2022」を開催しました。(12/4)

 2022年12月4日に「じんけんシネマ」をクレオ大阪中央(大阪市立男女共同参画センター中央館)との共催で開催しました。当日は、多くの参加者の方と一緒に映画を楽しみつつ、人権について考える時間を持つことができました。

 今回は、衣料の生産現場の実態に光を当て、ファッション業界の闇をあぶりだしたドキュメンタリー映画である『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』(2015年/英国)と、モロッコ社会でシングルマザーが直面する困難と連帯を描いた『モロッコ、彼女たちの朝』(2019年/モロッコ・フランス・ベルギー合作)の2作品を上映しました。
 
 上映後のアンケ―トの一部を紹介します。『ザ・トゥルー・コスト ファストファッション 真の代償』には「ファッション産業に多くの問題がひそんでいることは、ある程度わかっていたが知らないことも多かった。買うときにはクオリティと値段で検討してしまうが、もっと慎重になるべきだ。今、買う必要があるのか立ち止まって考えることが必要だと思う」、「大量生産、大量破棄が地球をむしばんでいる。フェアトレード商品を買うようにしたい。一労働者として他人ごとではないと感じた」といった感想が寄せられました。
また、『モロッコ、彼女たちの朝』には「女性の生き方について考えさせられた」、「私には子どもはいないが、母、女性としてまだまだ生きづらい面があると感じた」といった感想が寄せられました。