障がいの有無、年齢や性別などの一人ひとりの違い、また文化的背景や言語の違いなどにかかわらず、誰もが利用しやすい製品、施設やサービスのデザインのことをいいます。利用する上での障壁(バリア)を取り除こうとするバリアフリーよりも幅広い考え方であるとされます。米国ノースカロライナ州立大学の関係者が1985年に策定した「ユニバーサルデザインの7原則」は、今日広く受け入れられています。
原則1 誰にでも公平に利用できること
原則2 使う上で自由度が高いこと
原則3 使い方が簡単ですぐわかること
原則4 必要な情報がすぐに理解できること
原則5 うっかりミスや危険につながらないデザインであること
原則6 無理な姿勢をとることなく、少ない力で楽に使用できること
原則7 アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること