12月3日から6日、台湾の台北市立師範大学で開催された会議「International Conference on Propagation and Implementation of the Idea of Human Rights」(人権の理念の伝播と履行についての国際会議)に、ヒューライツ大阪の白石理所長とジェファーソン R. プランティリア主任研究員が招かれて報告をしてきました。
この会議は、台北市立師範大学と付設の人権教育センター、東呉(Soochow)大学の張佛泉人權研究センターが主催したもので、「人権教育アジアネットワーク」や台湾の外務省などが開催に協力しました。参加者及び報告者は、中国、香港、台湾、日本、カナダから参加しました。この中には、中国から亡命をした人もいます。
白石所長は、国際人権規約の履行促進に関わるテーマで報告をし、プランティリア主任研究員は、東南アジアの人権教育について報告をしました。会議ではまた、美術(絵画)、文学(詩)、劇、公教育や社会教育のようなノン・フォーマル教育を含めて、人権の理念を広めるさまざまな形式について議論を深めました。