人権のために、私たちが今日からできる10のこと(11月30日)
「大阪ええじゃないか」事務局は、各企画に参加した人たちが、それで終わりとするのではなく、参加をきっかけに何かを始めていくために、すべての企画において、「今日からできる10のこと」を参加者に呼びかけるよう主催者・団体に対して要請していました。それを受けて、ヒューライツ大阪は以下のような「人権のために、私たちが今日からできる10のこと」をまとめ、会場で参加者に配布するとともに提唱しました。
人権のために、私たちが今日からできる10のこと
2012年11月30日
作成:ヒューライツ大阪
(一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター)
1.「男らしさ」「女らしさ」「子どもだから」「年だから」といった固定観念に穴を開けよう。
2.自分と異なる文化や背景、生き方などを持つ人たちと話してみる。
3.日々の生活で人を傷つけたり、おとしめたりしていないか自分を振り返ってみる。もし周りでそのような事態に遭遇したら、周囲の人たちと相談してみる。
4.自分が主体的に、自分らしく生きるためにはどうすればいいか考える。
5.人権とは何かを具体的に理解するために、一日にひとつでいいから「世界人権宣言」の条文を読んでみる。
6.自分や身近な人にそれぞれの権利を当てはめて、守られているか、守られていないかを考える。
7.テレビ番組や新聞記事などメディアからの情報をうのみにせず、主体的に読み解く姿勢を持つ。
8.YouTube をはじめインターネット上の人権推進に役立つサイトを探し出して、みんなに紹介する。
9.人権のためにがんばっているグループの活動に参加したり、物心両面で応援する。
10.国内や他の国でどのような人権問題が起きているのかを調べて、自分とどうつながっているのか、何ができるのか考えてみる。