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ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

「実践編:国際人権手続を使ってみよう〜国連人権理事会UPR」を開催しました

11月26日、ヒューライツ大阪のセミナー室で「実践編:国際人権手続を使ってみよう〜国連人権理事会UPR」を反差別国際運動(IMADR)と共催しました。
 国連人権理事会の各国の人権状況に関する普遍的・定期的審査(UPR)の簡単な説明の後、大阪大学大学院国際公共政策研究科招へい研究員で、ヒューマンライツナウのプロジェクトメンバーの徳永恵美香さんが、10月31日に行われた日本のUPRでの審査に向けて、東日本大震災と復興における人権課題に関する情報提供についての経験について話されました。30カ国に情報を送ったところ、関心を示して会ってくれたのが1カ国であったこと、それでも既にできていた発言内容を、重要な課題であるからと本国に連絡をとってくれ、審査の場で取りあげてくれたことなどから、UPRの審査の情報提供は、十分前もって行う必要があることや、情報提供をしている過程で、他のNGOなどとのつながりができるなど話されました。
 続いて、IMADRのジュネーブ事務所で国際アドボカシー・コーディネーターの白根大輔さんが、全加盟国を審査したUPRの第1順目から第2順目にかけてみた経験を話されました。各国が審査の場で行う発言や勧告をつくるもとの情報の大部分が、審査される国にあるそれぞれの国の駐在公館であり、ジュネーブにある各国政府代表部も一部情報提供する場合があるため、情報を提供する時期や場所を考える必要があるという指摘、UPRだけではなく、条約の報告審議も組み合わせて勧告を提案するなどの助言がありました。

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