武者小路会長が「平和的生存権」について語る動画をアップしました
ヒューライツ大阪は、このほどウェブサイトの「動画で見る人権」のページとYouTubeに動画「国際政治学者の武者小路公秀、『平和的生存権』の大切さを語る」を掲載しました。ヒューライツ大阪の武者小路会長が、日本国憲法の前文に明記されている「平和的生存権」について、6分弱で簡潔にそしてわかりやすく説いているオリジナル動画です。収録は、2013年6月5日に大阪にて行いました。
「憲法改正」の論議が勢いづくなか、麻生太郎副総理は7月29日、東京都内のシンポジウムで「憲法改正」についてナチス政権を引き合いに「あの手口、学んだらどうかね」とすら述べました(とりわけ海外からの強い批判を受けて、8月1日にナチスを例示した点を撤回)。
武者小路会長は、植民地主義を反省するという認識に基づく「平和的生存権」に関して憲法に明記しているのは日本国憲法が世界で初めて、かつ唯一のものとして世界に誇れる内容であると力説しています。一部政治家の歴史認識をめぐる「暴言」が繰り返される今だからこそ、視聴していただきたい動画です。
国際政治学者の武者小路公秀、「平和的生存権」の大切さを語る