ヒューライツ大阪初代所長で、龍谷大学名誉教授の金東勲先生が、2014年5月31日に韓国で亡くなられ(享年79歳)、金東勲先生とゆかりのあった人たちが、呼びかけ人になって9月26日に「金東勲先生を偲ぶ会」を大阪の御堂会館で開催しました。当日は、80人を超える人たちが参加されました。
「偲ぶ会」は、ヒューライツ大阪設立以来の会長で、反差別国際運動(IMADR)理事長の武者小路公秀会長による「呼びかけ人代表あいさつ」からはじまり、大学院時代の友人、学会や研究団体の関係者、在日コリアンの市民グループなどゆかりのあった各方面の代表者から金東勲先生を偲ぶスピーチが寄せられました。ご家族の代表が参加されて思い出を語られ、参加者に謝辞を述べられました。
時間が限られていたため、スピーチは少人数の方のみになりました。参加者の皆様は共に在りし日の金東勲先生を偲び、厳しい時代を迎える中で、「マイノリティ」と共に生きる社会実現に向けての気持ちを新たにされたことと思います。友人代表であいさつをされた芹田健太郎・京都ノートルダム女子大学学長のスピーチを紹介させていただきます。 ⇒スピーチ原稿.pdf
「偲ぶ会」事務局は主にヒューライツ大阪が担いましたが、運営に行き届かないところもありました。皆さまのご協力とご寛容に感謝いたします。
関連原稿:「マイノリティの人権確立に向け、研究と実践に生涯をささげられた金東勲(キム ドンフン)先生を悼む」2014.7.2 友永健三(ヒューライツ大阪評議員)