ヒューライツ大阪は7月13日、「人権研修のためのセミナー~効果ある企業内人権教育のために~」を、一般財団法人CSOネットワーク、公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本と共催して東京で開催しました。
企業関係者など11名の参加があった本セミナーでは、冒頭に「CSOから人権の社内浸透をみる」で黒田かをりさん(CSOネットワーク理事・事務局長)から、国際的な人権尊重の流れに言及しながら日本企業にとっても人権の取り組みが重要であることが話されたあと、「人権研修の現在と未来を考える」で白石理(ヒューライツ大阪会長)から、自身の長年の講師経験による知見を織りまぜながら今後の人権研修はどうあるべきかが語られ、「人権研修―アムネスティの視点」で土井陽子さん(アムネスティ日本渉外担当)から、さまざまな具体的な問題事例が社内の人権教育の重要性と関連づけながら話されました。
後半では「ワークショップ:効果ある人権研修を創る」で松岡秀紀(ヒューライツ大阪特任研究員)が、これまでの研修の問題点や課題を整理し、「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック」の「活用の手引き」を紹介したあと、3グループに分かれて効果的な人権研修を企画するワークショップを行いました。
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