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「人権研修のためのセミナー~効果ある企業内人権教育のために~」を開催しました(10月26日・福岡)

 ヒューライツ大阪は10月26日、「人権研修のためのセミナー~効果ある企業内人権教育のために~」を、九州CSR協会と共催して福岡で開催しました。企業関係者や弁護士など22名の参加がありました。
 冒頭の「イントロダクション」で九州CSR協会会長の吾郷眞一さんから開催に至った経緯の説明や九州CSR協会の紹介などがあったあと、弁護士の近藤真さんと世良洋子さんから「人権でつまづく企業」と題して、企業に関わるさまざまな人権侵害事例が紹介され、人権は気がつかないところで侵害しうる、したがって企業としても人権感覚を磨くべきであることが話されました。最近の契約実務の中で人権への配慮がなされている事例も紹介されました。「人権研修の現在と未来を考える」ではヒューライツ大阪会長の白石理が、自身の長年の講師経験による知見を織りまぜながら、今後の人権研修はどうあるべきかを語りました。
 後半では、「ワークショップ:効果ある人権研修を創る」でヒューライツ大阪特任研究員の松岡秀紀が、従来の人権研修の問題点や課題を整理し、「人を大切に―人権から考えるCSRガイドブック」の「活用の手引き」を紹介したあと、4グループに分かれて効果的な人権研修を企画するワークショップを行いました。

【アンケートから】

  • 「講義とワークとで構成されており、腹に落ちる研修内容でした。」
  • 「自分の認識を再確認できました。他社の人権研修の状況を知ることができました。」
  • 「人権を普通事にする意味が理解できた。」
  • 「会社の色々な階層の人に受講させたいと思います。」
  • 「後半のワークショップは少し時間が足りないぐらいでした。短時間でしたが、問題意識のある参加者が集まっていたので、内容の濃いディスカッションができたと思います。」
  • 「グループ討議が有意義であった。もう少し時間がほしかったです。」
  • 「業務に関連づけた形での人権研修について理解が深まった。」

セミナーのようすセミナーのようす、その2