ヒューライツ大阪は6月24日、ヒューライツ大阪セミナー室で、アイヌ文化アドバイザーの藤戸ひろ子さんを講師に招いて、アイヌ刺しゅうの実技を通じて先住民族アイヌの文化にふれるワークショップを実施しました。藤戸ひろ子さんは、大阪を拠点にMinaMinaの会代表としてアイヌ文化を伝える活動をされています。当日は、MinaMinaの会の梶原美亜さんもアシスタントとして活躍しました。21人の参加者は、はじめて刺しゅう針を持った人から、裁縫が大好きな人まで様々でしたが、2時間半の間、休憩時間も取らずに作品を仕上げました。藤戸ひろ子さんは、これまで縫ってきた民族衣装、楽器や生活用具なども持ってきて紹介しました。講座の終わりに、藤戸さん自身のアイヌ民族としての思いと自分たちの文化への誇りを語り、歌と口琴の演奏を披露しました。ワークショップは、参加者からの大きな拍手で終わりました。※本事業は(公財)アイヌ文化振興・研究推進機構のアイヌ文化活動アドバイザー派遣事業の一環で実施しました。
刺しゅうの実技終了後に 歌や楽器演奏が披露される |
完成した参加者の作品 |