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ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

第17回アジア太平洋地域 国際理解教育研修ワークショップに参加しました(7月22日~27日)

アジア太平洋国際理解教育センター(The Asia-Pacific Centre of Education for International Understanding、以下APCEIU)は、韓国政府の支援を受けて、国際理解のための研修および研究プログラムや、アジア・太平洋地域におけるグローバルシティズンシップ教育(以下GCED)を提供しているユネスコ提携機関です。2000年にAPCEIUが設立されて以来、ヒューライツ大阪はAPCEIUの活動に継続的に協力してきました。

ヒューライツ大阪の主任研究員であるジェファーソン・R・プランティリアは、2017年7月22日から27日まで、韓国で行われたAPCEIU主催の第17回アジア太平洋地域国際理解教育研修ワークショップに参加しました。本ワークショップは、国際理解教育とGCEDに関する理解を高め、教育カリキュラムを企画・実施する教育関係者のスキルを強化することを目的として実施されました。

ワークショップには、中央アジア(カザフスタン、イラン)、南アジア(バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、パキスタン、スリランカ)、東南アジア(カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)、北東アジア(中国、日本、韓国、モンゴル)、そして大洋州(クック諸島、フィジー)から28名が参加しました。政策策定や教育カリキュラムの開発、そして学校現場など教育に関わる様々な分野で活躍している人たちです。プランティリア研究員はファシリテーターとして「人権」と「持続可能な未来」の2つのセッションを担当しました。

セッション後の振り返りの時間では、多くの参加者が自分たちのプログラムに人権教育を取り入れたいと語りました。また、行動計画では、何人かの参加者が今後の活動のテーマの1つとして人権を取り上げました。

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集合写真

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ブース毎によるグループプレゼンテーション

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グループディスカッション

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人権に関するセッション

人権の原則を理解する上で参考になるアジア・太平洋地域の歴史的・文化的背景をふまえたプランティリア研究員の議論によって、参加者は、人権に関する理解を深めることができました。また、文化と人権の関係について、参加者からは補足説明やフィードバックを得ることができ、プレゼンテーションの内容を改善することができました。

ヒューライツ大阪では、こうしたワークショップへの参加を通じ、アジア太平洋地域における効果的な人権教育の推進をさらに模索していきたいと考えています。

ヒューライツ大阪の英語版の記事から翻訳・加筆しました。