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ヒューライツ大阪は
国際人権情報の
交流ハブをめざします

「人権教育としての性教育―国際的なガイドラインと実践から学ぶ―」を開催しました(7/13)

 ヒューライツ大阪では、7月13日に、人権教育に関する学習会の一環として、艮香織さん(宇都宮大学准教授)を講師に招いて、「人権教育としての性教育―国際的なガイドラインと実践から学ぶ―」というタイトルで学びの場を持ちました。
 艮香織さんは、大学の授業だけではなく、現場の教育者と協力しながら保育所から小・中・高校を対象にした性教育の実践をしてきましたが、その実践の指針となっているユネスコによる『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』の共訳者の一人でもあります。
 当日は、参加者の経験や学習会への期待などをグループで共有しながら、艮香織さんからは、性教育の国際基準と実際に携わった性教育の経験から、個人の選択を尊重することやそのための知識や情報提供の重要さ、そして権利の主体である子どもを信頼することなど、人権に根差した性教育をどう進めるかについて具体的な示唆がありました。同時に、現場で性教育を推進するに際し、あらためて学習指導要領の壁や大人の側の性教育への誤解や子ども観の違いなど現状の課題についても言及がありました。参加者アンケートでは、この企画が人権教育としての性教育を考えるきっかけになったという声がありました。
 参加者は51名で、学校教員、NGO/NPO関係者が多く参加しました。

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