ヒューライツ大阪は、11月11日、世界人権宣言70周年記念事業として、「ワンコイン映画上映会」の2日目を開催しました。映画を通じて、人権についてあらためて考え、より身近に感じてもらうという趣旨で、2つの映画を上映しました。
1本目は、フランスの高校で、様々な人種の生徒たちが集められた落ちこぼれクラスを舞台に、一人の教師がユダヤ人迫害の歴史や人間の尊さについて教えるという実話からうまれた作品『奇跡の教室』。2本目は、シリア難民の青年がフィンランドで、難民申請を却下されたり暴力をうけたりする問題に直面しながら、周囲の様々な人から善意の手を差し伸べられ妹を探していく物語『希望のかなた』。
2本とも観た人もいて、映画上映会には延べ95人が参加しました。アンケートでは、日本における状況と照らし合わせてみることができた、様々な人たちの生き様をみることができ人権について考えさせられた、などの感想が述べられ、全員の皆様から「満足」あるいは「まあ満足」という回答をいただきました。