人権条約の締約国数一覧を更新しました(2019年3月31日現在)
ヒューライツ大阪は、ウェブサイトの「資料館(国際人権データベース)」のページに、国連が採択した人権条約の締約国数や日本の批准状況の一覧表を掲載していますが、このほど2019年3月31日現在の情報に更新しました。
前回更新の2018年10月15日から、11の条約および選択議定書について締約国が増えています。
条約委員会への個人通報制度を定めた「女性差別撤廃条約の選択議定書」は、マーシャル諸島とマルタの2カ国が増えて111カ国に、「子どもの権利条約の選択議定書」は、マーシャルとチュニジアが増え43カ国に、「障害者権利条約の選択議定書」は、カナダとギニアビサウが加わり94カ国になりました。
死刑廃止を規定する「市民的及び政治的権利に関する国際規約(自由権規約)の選択議定書」は、パレスチナが増えて87カ国・地域になりました。
南スーダンが、「難民条約」と「難民条約議定書」に加入し、締約国はそれぞれ146カ国と147カ国になりました。
また、「拷問等禁止条約」は2カ国増えて164カ国に、拷問禁止小委員会による拘禁施設への定期的な訪問を定めた「同選択議定書」は1カ国増えて89カ国になりました。
子どもの売買・買春・ポルノを禁止する「子どもの権利条約の選択議定書」、「移住労働者権利条約」、「集団殺害罪の防止および処罰に関する条約」(ジェノサイド条約)について、各1カ国ずつ増えて、それぞれ176カ国、54カ国、150カ国となりました。
資料としてご活用ください。ウェブサイトのトップページの左側のQuick Accessのセクションにある「人権関係諸条約一覧」をクリックすると開きます。
国連人権条約の締約国数一覧:
国連が中心となって作成した人権関係諸条約一覧(2019年3月31日現在)