ヒューライツ大阪は、ウェブサイトの「資料館(国際人権データベース)」のページに、国連が採択した人権条約の締約国数や日本の批准状況の一覧表を掲載していますが、このほど2020年3月31日現在の情報に更新しました。
前回更新の2019年10月1日から、7の条約および選択議定書の締約国が増えています。
「障害者権利条約」は、キルギス、チャド、ソマリア、セントクリスファー・ネービスの4カ国が増えて締約国数が181になりました。
アンゴラが新たに5つの条約・選択議定書を締結したことから、「自由権規約第二選択議定書(死刑廃止)」が87から88カ国に、「人種差別撤廃条約」が181から182カ国に、「拷問等禁止条約」が168から169カ国になりました。
「女性差別撤廃条約の選択議定書(個人通報制度)」は、チリが加わり113から114カ国になりました。
また、「無国籍者の削減に関する条約」が、2カ国(アンゴラ、北マケドニア)増えて75カ国に、「無国籍者の地位に関する条約」が3カ国(アンゴラ、コロンビア、マルタ)増えて94カ国になりました。
資料としてご活用ください。ウェブサイトのトップページの左側のQuick Accessのセクションにある「人権関係諸条約一覧」をクリックすると開きます。
国連人権条約の締約国数一覧:
https://www.hurights.or.jp/archives/treaty/un-treaty.html
国連が中心となって作成した人権関係諸条約一覧(2020年3月31日現在)