2011年の福島第一原発事故で避難した人たちの人権状況を調査するために、「国内避難民の人権に関する国連特別報告者」のセシリア・ヒメネス=ダマリーさんが、2022年9月に日本を公式訪問し、12日間にわたり政府や福島県の関係者、避難者、支援団体、研究者らと面談しました。そして、20ページにわたる報告書をまとめ、2023年6月の国連人権理事会に提出しました。
それを受けて、「国内避難民の人権に関する国連特別報告者による訪日調査を活用する会」(活用する会)が主体となって報告書の翻訳作業を行い、2024年3月中旬に完成させました。
ヒューライツ大阪はこのほど、「活用する会」の依頼を受けて、ウェブサイトの「資料館」のページにその翻訳を掲載しました。トップページの左端にあるQuick Accessのボックス「国内避難民の人権‐国連訪日調査報告書」をクリックすると「国内避難民の人権に関するダマリー国連特別報告者による訪日調査報告書(2023)」を開くことができます。翻訳文は、HTML形式およびPDFファイルで掲載しています。
URLは以下のとおりです。
https://www.hurights.or.jp/archives/investigation-report-2023/