迎えていただいた人権委員会の委員
ピュアリフィケーション・ケソンビン委員長(Purification V. Quisumbing)
エリヒオ・マリャリ委員(Comm.EligioP.Mallari)
マリク・マランダン委員(Comm. Malik G. Marandang)
ドミナドール・カランバ委員(Comm. Dominador N.Calamba)
国内人権機関は、国連パリ原則にのっとり独立性が重要。そこで政治的権力が介入できないよう以下のことを行っている。
① 委員長・委員は大統領から任命されるが、指名は人権団体が行っている。
② 大統領が委員を任命する際に、国会の許可を得なくてもよい。
③ 予算は不足しているものの年間2億1千万ペソ。これには15のリジョナル・オフィス分も含まれる。財務省が予算を出すが、使途はCHRで決定する権限がある。また不足分は外国からの援助、たとえば国連機関(ユニセフの子どもと女性のプロジェクト、国連開発計画ではCHRの効果の評価、国連人権高等弁務官事務所)、また、トレーニングに対してはカナダ国際開発庁(CIDA)やスウェーデンが支援している。日本の国際協力事業団(JICA)による協力についても可能性を探りたい。