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「アーメダバード報告」

加藤 圭剛

UPP(Urban Planning Partnerships)独立研究所

1997年設立
公益財団
  • 地域開発のプログラム
    2412のスラム地域があり22地域で実施している。
    最重要地域...6地域
    セレクト...44地域
  • スラムの定義
    政府が定義、決定している
    ※ 詳しくは各自資料参照

DMI(防災対策研究所)公益財団 NGO研究機関
  1. 実施している内容
    ・災害防止、災害時の救助、援助を行う
    ・災害者女性、権利とは一体何か

  2. 具体的取り組み
    ・災害時の救済
    ・地震が起こった場所から別のところで住まわせる
    ・災害時に被災した人に関して住む場所、生活必需品をそろえてあげる
    ・救済したとしても住む場所がない、仕事がないではよくないので生活全般にわたってホローする。
    ・ライフセーフティー

  3. 具体的事例
    ・宗教者の衝突で被害を被った人々を救済した。約6000人に対して、住宅事業を行った。
    ・18のスラムに対して町おこしの計画
    ・チェンナイの近くの学校が火事の時(160名の子どもが亡くなった)救済に当たった。

  4. 訪問時の質問
    Q:2年ほど前にムスリムとヒンドゥーの対立があり暴動があった。原因は何か。
    A:(よくわからなかった)

    Q:宗教教育をしているのになぜグジャラート州は暴動で有名になったのか。
    A:難しい問題だ。宗教上の争いというよりも、人間の性を感じる。本当の意味での宗教 教育をしていないことが大きな問題であると思う。

    Q:緊急支援時に苦しむのは、一番貧しい人々である。その人達に本当に支援の手が届くのか。
    A:(よくわからなかった)

スラム地域に入っての聞き取り
  1. 地域名:Danilimdaのコミュニティ・ラーニング・センター
    ・1000世帯
    ・子どもセンターに来ている子どもは、男子80%、女子40%ぐらいである。
    活動をはじめるまでは、もっと低かった。一つの成果である。
    ・手作りポスターで、啓発を進めている。

  2. 訪問時の質問
    Q:スタッフの人々は、ボランティアと言っているが、お金はもらっているのか。
    A:ボランティア以外に別の仕事があり、その合間に行っている。月に200ルピーで教えている。親たちは、自分の子どもを教えてもらっているということで、快く思っている。

    Q:日本でも差別や偏見で苦しんでいる人たちがいる。差別を感じたり偏見を感じたりすることは、今までなかったか。
    A:差別とか偏見として言えるのかどうかわからないが、隣のイスラムの村からこのセンターに小学校からずっと来ていた一人の女の子がいたが、16歳になって親が「あのセンターに行ってはいけない。」といって来なくなった例がある。(イスラムの教えでは、結婚適齢期になると女の子は一人で出かけることを禁止する習慣がある)